【勉強法:国語2】線引はポケモンに任せろ!(説明的文章)
このページを見ている皆さんは、少ならからず国語の勉強に興味があるという事だと思います。
我が0点息子のちゃん助は、国語が大の苦手です。国語というか、もう日本語が苦手ってレベルですが。。。
そんなちゃん助も、少しづつではありますが、国語の成績が上がってきました。
三年末で受けた2回目のサピックス入塾テスト(入塾できず)の時よりは、+10~+20は良くなってきました。
(とは言え、発射台が低いので。。。今の偏差値は推して知るべし)
ここで、超幼い系男子にとって、最も効果があった勉強法(本)を紹介したいと思います。
このページを見ている皆さんは、少ならからず国語の勉強法に興味があるという事だと思います。
いっぱい国語の読解の本を買い込んでいるのではないでしょうか?図星でしょ。
そんな私もお兄ちゃんの頃から総計すると50冊は買い込んでおります(問題集含む)。
福嶋式、田代式、石原先生、早瀬先生、井上先生、ヒサオ’先生・・・
なんやねん、ヒサオ’先生のアポストロフィーは!!
なんて思いながら、いっぱい読みました。
この中には「私」とって、目から鱗のとても参考になった本もあり、そして、私がどんどん国語ができるようになってきました(笑)
というのは冗談で、パパ塾をやる上で大変参考になった本も多いです。
これはオイオイ紹介したいと思います。
しかしながら、子供が直接読んで参考になった本ってないんですよね。
幼いちゃん助が自分で読んで、理解できるような本が。
全部親が読んで、パパ塾に少し応用できるだけ。
よく他のブログで、子供が田代式を読んで、、、なんて書いてありますが、「そんなのうちの子にできるかい!」って感じです。
田代式を子供が自ら読んで理解して実践できるなら、もう筑駒・開成コースでしょ。そんな子供は世の中で一握りしかいない。
だから、参考にならない。はい、嫉妬です。僕ですらできないのに。。。。。あぁ無能パパ。
唯一、本当に唯一、ちゃん助が一生懸命に、読んで自分で理解し、本の中の問題を実施できた本があります。
それが、この本です。
「中学受験 まんがで学ぶ! 国語がニガテな子のための読解力が身につく7つのコツ―――説明文編」
中学受験 まんがで学ぶ! 国語がニガテな子のための読解力が身につく7つのコツ―――説明文編
- 作者: 長尾誠夫
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2017/04/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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すいません。キャッチーにするために「ポケモン」って、タイトル書きましたが、
本当は「スケモン」です。
助っ人モンスターの略で、「スケモン」。これは何?
これと、国語の読解における線引と何が関係しているのかって話です。
実はこれは、この本に出て生きてるキャラクターです。
この本の中に出てくる助っ人モンスターが、マンガで説明的文章における、筆者の言いたい事(=線を引く箇所)を教えてくれます。
ポケモン好きなちゃん助はこれを、食い入るように見ていた。
そのスケモンが、個性的なキャラクターでまた面白い。大人が読んでも面白い。
このキャラクターは容易に覚えてしまうので、キャラクターを覚える事によって、線引きポイントを自然に覚えます。
しかも絶対に忘れない!このアイデア、なんて秀逸なんだ!
まずは逆説。
ギャクッチといって、ギャグを言ってるキャラクターが出てきます。
「しかし」とかの後ろが、筆者のの言いたい事だと覚えられます。
次は、ウチケーシというキャラクターが出てきます。
否定の後の文が、言いたいことの可能性が高い。
3番目はマートメというキャラクター。
常に「つまり、すなわち、要するに」としゃべっていて、まとめの文が重要ということ。
4番目はキモーチママ。
筆者の気持ちが出ている文。強調されているところが重要ということ。
私はここで、文末が「である」「のである」も、筆者の気持ちがこもっているんだよと、補足しました。
この論説文で筆者の気持ちが出ている文というのは、私には無かった視点です。
勉強になりました。
5番目は、グータ。
グッタリしているキャラクターですが、具体例を抜ければ、言いたいことが見えてくると言っています。
そうです、具体例は筆者の主張を補足しているので、そこは抜きましょうって話。
6番目は、ターイヒ。ご存知「対比」。
これは論説文では王道ですね。
最後の7番目は、ギーモン。筆者の疑問、問いかけです。
よく論説分の初めに「・・・・・だろうか。」みたいな文がありますが、それです。
それと、その筆者の疑問に対する答えの部分が大切です。
きっと、どれもこれも、国語が得意な子供には、当たり前のことで、覚えるまでも無いのかもしれません。
そんな子には不要です。当たり前じゃん(横浜風)で終わりです。
ですが、国語の苦手な子供には、こんな事も定着していません。
以前まで線引きなんてできませんでした。真っ白でした。。。。
それを自力で一気に覚えられ、線引きができるようになりました。
もちろん完璧ではありませんが、この本のありがたみときたら、まさに神です。
四年生以下では同様の悩みを持つ親御さんは多いのでは無いでしょうか。
早く、物語編、随筆編を書いて欲しいです。
長尾先生、早くお願いします。もう受験になってしまいます。
#長尾先生のツイッターを見てもその気配はありませんが。。。。
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その他紹介した本(良い本ですよ!大人には)
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